30 5月

「愛を試みるなかれ」

私は、愛にいかされて生きるしあわせな存在である。それが、逆に人間の本質的証明となる。
言い換えると、人間が神のイメージの中において、隠れた罪深き存在であることに目覚める時である。
愛は、時として尊厳をもってして沈黙を守る。それは、私が罪ある愛を忘れ、つまり、愛に溺れて愛を試みようとする時である。
決して、愛を試みてはならない。
「信仰、希望、愛、最も大いなるは愛」